DCPAM 傾圧不安定実験 0

事前準備

必要なパッケージのインストール.

$ sudo apt install dpkg-dev bc spml

ダウンロード・展開

$ wget http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/dcpam5/dcpam5-20180304-2.tgz
$ tar xvf dcpam5-20180304-2.tgz

コンパイル

$ cd dcpam5-20180304-2
$ bash compile_with_pkgs.sh

compile_with_pkgs.sh はシェルスクリプトで, 中で configure と make を行っている. 最後に

You have successfully built dcpam5.

が表示されれば成功.

コンパイルが成功すると, 下の三つの実行ファイルができる.

  • src/main/dcpam_init_data : 大気の初期値作成プログラム
  • src/main/dcpam_init_data_surface : 惑星表面の初期値作成プログラム
  • src/main/dcpam_main : DCPAM 本体

実験の準備

実験用親ディレクトリの作成

$ mkdir exp_dir
$ cd exp_dir

環境変数の設定

OpenMP スレッド数は環境変数 OMP_NUM_THREADS で設定される. かつてはデフォルトでのスレッド数は 1 だったが, 最近は環境に依るようである. そこで明示的に環境変数を設定しておく.

$ export OMP_NUM_THREADS=1

また, この設定を .bashrc に書いておく.

$ vi ~/.bashrc

ファイルの末尾にでも

export OMP_NUM_THREADS=1

と追記する.