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大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性
山田由貴子 (北大・理)
2004 年 9 月 13 日
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タイトルぺージ
- 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性
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赤道域における降水活動の階層構造
- 積雲活動の活発な領域が: Madden Julian
- スーパークラスタ
- クラスタ
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大気大循環モデルによる水惑星実験
- Nakazawa (1988): 観測
- MJO: 東進
- スーパークラスタ: 東進
- 時間分解能を細かくすることで見えるようになった
- Hayashi and Sumi (1986): モデル研究
- MJO: 東進
- スーパークラスタ: 東進
- 解像度は T42
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大気大循環モデルで表現される降水構造
- 最近のモデル研究
- Lee et al. (2001)
- 積雲パラメタリゼーションの種類によって雲構造の東進,
西進のパターンが変化
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大気大循環モデルと解像度
- AFES を水惑星条件で解く
- 海面温度分布は APE の枠組を用いる
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本発表では...
- 大気大循環モデルと解像度
- 解像度を変えると雲構造のパターンがどのように決まる?
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モデルと実験設定
- 積雲パラメタリゼーションは Emanuel を利用
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結果:標準実験
- 雲構造が西進
- スペクトルで見ると西進だけど, 目だと東進も見えるような....
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結果:鉛直解像度依存性
- 解像度を上げると東進・西進が見えづらくなる
- T39L96 は降水強度自体も小さい
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結果:水平解像度依存性
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まとめ
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参考文献
- Nakazawa, T., 1988: Tropical super clusters within intraseasonal
variations over the western Pacific. J. Met. Soc. Japan, 66,
823--839.
- Hayashi, Y.-Y., Sumi, A., 1986: The 30-40 day oscillations
simulated in an J. Met. Soc. Japan, 64, 451--467.
- Lee, M-I., Kang, I-S., Kim, J-K., Mapes, B.E., 2001: The influence
of cloud-radiation interaction on simulating tropical intraseasonal
oscillation with the Atmospheric General Circulation Model.
J. Geophys. Res., 106, 14219--14233.
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SUGIYAMA Ko-ichiro
2004-09-22
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