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7 変数

NetCDFファイルにおける 変数はNetCDFファイルが生成され、定義モードに あるときに定義されます。再度、定義モードに入ることによって変数を足すことができます。NetCDF 変数には名前、型、及び形があり、変数が定義されるときに指定されます。変数は値を持つこともでき、後にデータモードにある時に確立されます。

通常、変数が最初に定義された段階で 名前、型、及び形は固定されますが、名前は後から変更できます。 しかし、変数の型と形は変更できません。無限長次元を使用して定義された変数はその次元に沿っては無限に成長できます。

開かれたNetCDFファイル中の NetCDF変数 は variable ID変数ID という小さな整数によって参照されます。

変数IDはNetCDFファイル中に定義された順番になっています。よって、変数IDは 0, 1, 2,ノ, という値を取ります。変数IDから変数名を取得 、またその逆をもできる機能が備わっています。

単位などの性質を指定するために変数に属性 (8 - 属性) を関連付けることもできます。

変数に対してサポートされている機能は:

7.1 NetCDF外部データ型に対応した言語の型

7.2 変数を生成する: nc_def_var

7.3 変数名から変数IDを取得する: nc_inq_varid

7.4 IDから変数の情報を取得する: nc_inq_var ファミリー

7.5 単一のデータ値を書きこむ: nc_put_var1_ type

7.6 全ての値を変数を書きこむ: nc_put_var_ type

7.7 値の配列を書きこむ: nc_put_vara_ type

7.8 部分サンプルされた配列の値を書き込む: nc_put_vars_ type

7.9 マップされた配列の値を書き込む: nc_put_varm_ type

7.10 単一のデータ値を読み取る: nc_get_var1_ type

7.11 全変数を読み取る: nc_get_var_ type

7.12 値の配列を読む: nc_get_vara_ type

7.13 部分サンプルされた配列の値を読み取る: nc_get_vars_ type

7.14 マップされた配列の値を読む: nc_get_varm_ type

7.15 文字列値を読み書きする

7.16 フィル値

7.17 変数の名前を変更する: nc_rename_var


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