地球流体電脳倶楽部
1996 年 5 月 24 日
Leovy(1979)は火星大気の境界層は次のようになっていると考えた. (私には良くわからない. )
地表のすぐ上にあって, 分子拡散が効く領域. 厚さは約1cmと考えられる.
接地層のすぐ上からリチャードソン数が1程度になる高さの間に存在する.
シアーによる乱流が効く層の上に存在する. convective plumeがこの層でできていると考えられる.
謝辞
本稿は 1989 年から 1993 年に東京大学地球惑星物理学科で行われていた, 流体 理論セミナーでのセミナーノートがもとになっている. 原作版は石渡正樹によ る「火星現象論」 (1989/05/19) であり, 林祥介によって地球流体電脳倶楽部版 「火星現象論」として書き直された (1996/06/23). 構成とデバッグに協力して くれたセミナー参加者のすべてにも感謝しなければならない.
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