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[dennou-ruby:003688] Re: GGraph.tone (itr=30) の不具合



堀之内です。

竹広さん(乙部さん)有難うございます。

私は勝手に,30番台はどれも「投影中心を極に見立てたときの緯度経度」
かと想像してました。ggraph.rb での利用も,それを念頭に,

> > >          DCL::grstxy(-180.0, 180.0, 90.0-map_radius, 90.0)

としてあります。map_radius というのは,投影中心から余緯度で
何度ぶん表示するかというパラメターです。30番でも竹広さんの
デモプログラムでもわかるように uetone ならこれでうまく行きます。
だから uetonf のときはなぜ map_radius が 90 でないときも,

>           DCL::grstxy(-180.0, 180.0, 0.0, 90.0)

とするとうまくいく(逆に現状のだとうまくいかない)のが謎です。

地図投影については,現在の GGraph だと自由度が少ない
(とくに比較的狭い範囲を表示する場合)ので,全体的に
なんとかしないといけない,という問題意識を持っています
(互換性のためデフォルトの振る舞いは変えずに自由度を
増やしたい)。それで何か変更するなら理解しておきたいと考えた
次第ではありますが,ともかく開発版ではとりあえずこれで
やってみましょうか。

恐らく竹広さんのレポジトリではすでにご提案のように
なってると思いますので,マスターにコミット(push)して
くださいませ。pull して少し試してみたいです。


> 堀之内さん
> 
> 竹広です. grstxy の機能動作, 乙部さんに調べてもらって
> お返事を dcdvlp に転送しておきました. 
> 
> ITR = 30 のときには特別で投影中心を極に見立てたときの緯度経度を
> 指定することになっているようです. だから半球を図示したいときには
> 常に
> 
>           DCL::grstxy(-180.0, 180.0, 0.0, 90.0)
> 
> でいいそうです. 
> 
>                     Takepiro(竹広真一)@数理解析研究所. 京都大学
>                       	E-mail:takepiro@xxxxxxxxxxxxxx
> 			       takepiro@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
> 
> > 竹広です. 
> > 
> > 私も DCL 御本尊ののサンプル見て itr=30 のときの grstxy の
> > 使い方を真似しただけで対処療法に過ぎません. マニュアルも
> > 見つからないので困っていたのは同じです. 
> > 
> > というわけですので dcdvlop に振ってみます. 
> > 
> >                     Takepiro(竹広真一)@数理解析研究所. 京都大学
> >                       	E-mail:takepiro@xxxxxxxxxxxxxx
> > 			       takepiro@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
> > 
> > > # 自分に戻ってこないので再送します。一通目も届いてましたらご容赦を。
> > > 
> > > 堀之内です。
> > > 
> > > 竹広さん,亀レスすみません。変換番号30で現状だと uetone は問題
> > > なくてuetonf だとはみ出てしまうということですね。パッチもあり
> > > がとうございました。でも,どうもよくわからないので教えてください。
> > > 
> > > 変更点は,現状は30番台はみな
> > > 
> > >          DCL::grstxy(-180.0, 180.0, 90.0-map_radius, 90.0)
> > > 
> > > となってるのを,30だけ
> > > 
> > >          DCL::grstxy(-180.0, 180.0, 0.0, 90.0)
> > > 
> > > にするということですね。grstxy は DCL のマニュアルになぜか
> > > 載ってないのでよくわからないのですが(地図投影の部分は,よく
> > > 理解せずにサンプルをみよう見まねで作ったところがあります...),
> > > ググると稲津さんのメモ(http://www.sci.hokudai.ac.jp/~inaz/doc/C/dclqr8.3.pdf)
> > > が出てきて,
> > > 
> > >   GRSTXY(経度最小(R), 経度最大(R), 緯度最小(R), 緯度最大(R)) 
> > >   作画する地図の緯度と経度の範囲を指定する。
> > > 
> > > とあります。そうすると極からの描画範囲にあわせる現状のほうが
> > > よさそうで,一律赤道からとする変更案のほうが変になりそうな
> > > 気がするのですが,そのほうがいいのはなぜかわかりますか?
> > > 
> > > > 竹広です. 
> > > > 
> > > > itr=30 で GGraph.tone をかかせると塗分けがはみ出てしまう
> > > > 不具合とその対処法を報告します. 添付図その 1 が uetone を
> > > > 使って正しく描かれる場合, その 2 が uetonf を使って色塗りが
> > > > はみ出てしまう場合です. 
> > > > 
> > > > パッチとテストプログラムを後に付けます. 御検討して頂ければ
> > > > ありがたいです. よろしくお願いします. 
> > > > 
> > > >                     Takepiro(竹広真一)@数理解析研究所. 京都大学
> > > >                       	E-mail:takepiro@xxxxxxxxxxxxxx
> > > > 			       takepiro@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
> > > > 
> > > 
> > > 堀之内 武
> > > 北海道大学 地球環境科学研究院 地球圏科学部門
> > > 〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目
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堀之内 武
北海道大学 地球環境科学研究院 地球圏科学部門
〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目