ウインドウの最小値・最大値は必ずしも切りのよい値でなくても大丈夫です.
UXYZ4 のプログラム例では, x軸については-50から50の範囲で,
y軸については1000から0.4の範囲でウインドウを設定しています. このと
き, Axis::Lin.xaxdv はきざみ値の整数倍となるところに目盛とラベルを描きま
す. また, Axis::Log.ydraw は10nから10n+1を1サイクルとして目盛とラ
ベルを描きます. このように, 目盛やラベルは切りのよいサイクルを単位とし
て作画がおこなわれます. さらに, 好みの間隔で目盛をうち, 好みのところに
ラベルを描きたい場合は, 次章を見て下さい.
なお, この例では, Axis::Log.ydraw を用いて対数座標軸を描画す る際に, Logモジュールの整数型パラメタ iytype を3に変更してラベルの 書式を変えました. 対数軸に付けるラベルの書式は全部で4種類用意されてい ます.
# # uxyz4.rb require "narray" require "numru/advanceddcl" include NumRu::AdvancedDCL include NMath #-- graph --- Dev.open Frame.new Fig.window=[-50.0, 50.0, 1.0e3, 0.4] Fig.viewport=[0.2, 0.8, 0.2, 0.8] Fig.transnum=2 Axis::Lin.xaxdv('B', 5.0, 20.0) Axis::Lin.xaxdv('T', 5.0, 20.0) Axis::Lin.xsttl('B', 'LATITUDE (deg)', 0.0) Axis::Log.iytype= 3 Axis::Log.ydraw('L', 3, 9) Axis::Log.ydraw('R', 3, 9) Axis::Lin.ysttl('L', 'PRESSURE (hPa)', 0.0) Axis::Lin.xmttl('T', 'UXAXDV/ULYLOG', 0.0) Dev.closePROGRAM UXYZ4