DCL:MATH2:FFTLIB : 高速フーリエ変換:メソッド(元サブルーチン)の説明
rffti, rfftf, rfftbの簡易型メソッド(元サブルーチン). ezfftiは初期化をおこなう; ezfftfはフーリエ順変換をおこなう; ezfftbはフーリエ逆変換をおこなう.
順変換は次のように定義される. (Nが偶数のとき N'' = N/2-1, Nが奇数のとき N'' = (N-1)/2とおく.)
ただしNが偶数のとき,
逆変換は次のように定義される. (Nが偶数のときN'' = N/2, Nが奇数のとき N'' =(N-1)/2 とおく.)
wsave = NumRu::DCL.ezffti(n)
azero, a, b = NumRu::DCL.ezfftf(r,wsave)
r = NumRu::DCL.ezfftb(azero,a,b,wsave)
n (I) 処理するデータの長さ. wsave (R) 作業用配列. 長さは少なくとも 3 n+15以上でなければならない. r (R) 処理する実数型配列. ezfftfにおいては入力パラメータ, ezfftbにおいては出力パラメータである. a0 (R) 上記定義におけるA0および a0. a, b (R) nが偶数のとき , n/2,n が奇数のとき (N-1)/2 の長さの実数型配列(上記定義参照).